総合経済学部

総合経済学科

教員紹介

  • 小林 光(こばやし ひかる)

    職位 教授
    学位 博士(工学)

  • 小林 光

メッセージ

大学生の期間は、人生でもとても稀な「インプット」ができる期間です。卒業すると、そんなに時間も経たずに「アウトプット」を求められます。そうした時に役立つ、(知識のストックも大事ですが、それよりも)大局観をこそ、大学生の期間に養ってください。大局観とは、遠くまで見通せる見晴らしです。
「見晴らし」に加え、もう一つ。できたら、これまでの世代には役立った頭の整理の既存の仕方でなく、これから先の新しい時代にどんどん登場してくる新知識をきちんと収められる整理の新しい仕方、つまりは新しい「地図」をも手に入れてください。まだまだ白地が多くて結構です。しかし、これは、古い頭の先生達もおそらくは知らないことなので、皆さんが、発明するのがふさわしいです。
いずれにせよ、皆さんを磨き、高めるためのインプットはどんどん来ます。求めなくともです。折角ですから、好奇心を発揮し、どしどし取り入れ、将来の糧にしてしまいましょう。この4年間、貪欲にインプットすることを大いに楽しみましょう。

学歴 出身大学 慶應義塾大学経済学部
出身大学院 東京大学工学研究科(都市工学)
資格 第二種電気工事士、第三級アマチュア無線技士、二級小型船舶操縦士免許、無人航空機操縦技能証明(JUIDA)
職歴 環境省(局長や次官など) 慶応義塾大学大学院政策メディア研究科(教授)
米国ノースセントラル・カレッジでのフルブライト財団派遣教授
上場企業の社外取締役や自ら起業した企業の社長
専門分野 環境経済政策及びエコビジネス、環境都市政策及びエコライフ
研究テーマ 自然資本に対する厚リターンのミクロ、マクロでの帰結  具体的には
企業によるネイチャーポジティブ行動のマネタイズ他の支持基盤づくり、一般市民のエコ行動の動機付け、環境まちづくり、地域づくりを成功に導くメカニズム、経済へのリユーズの組み込み
主な著書・論文 編著「カーボンニュートラルなまちづくり」学芸出版社、2025年
共著「リノベとリフォームのツールボックス」木楽舎、2024年
共著「カーボンニュートラルの経済学」日本経済新聞出版、2021年
単著「エコなお家が横につながる」海象社、2021年
共著「グリーンビジネス」木楽舎、2021年
共著「地球とつながる暮らしのデザイン」木楽舎、2016年
編著「ザ環境学」勁草書房、2014年
編著「環境でこそ儲ける」東洋経済新報社、2013年
単著「エコハウス私論」ソトコト新書04、木楽舎、2007年

〈論文〉 小林光 (2025)「 病院と脱炭素-その見取り図」『病院,』84巻4号, pp.260-268, 2025年4月
小林光 (2023) 「家庭での長期にわたる太陽光発電、蓄電池利用の一事例と政策への示唆」東京理科大学総合研究院再生可能エネルギー技術研究部門 第3回シンポジウム「再生可能エネルギー技術の最新動向」, 2023年1月31日
小林光(2019a) 立法府による未認定患者救済策『水俣病大学第3期テキスト』pp7-22、水俣フォーラム
小林光 (2019b)「環境政策の理念の進化とSDGsの意義」 『BIOCITY』no78, pp.2-9, (株)ブックエンド
Hikaru Kobayashi (2018), Minamata: How a policy maker addressed a very wicked water quality problem, “Water International”, vol43, no.3, pp.404-423, Routledge
小林光 (2017), 良い環境を実現するための個の取組と地区レベルの応援, 都市計画学会雑誌327号, 都市計画学会
小林光 (1998), 京都議定書が今 後の環境政策に与える影響, ジュリスト1130号, 有斐閣
所属学会 環境経済政策学会、環境情報科学センター
主な担当予定授業科目 環境経済論、都市環境計画論、エコライフ論、(グリーンビジネス論)、(企業と環境法)、(環境技術論)
主な社会活動 東京大学先端科学技術研究センター研究顧問、北九州市環境審議会委員、長野県茅野市行政アドバイザー等
他教職員から見た
小林先生
環境事務次官や東大・慶大教授を歴任し、都市環境政策の第一線で活躍する博士(工学)で、自らエコハウスを建ててしまうほどの「環境愛」溢れる実践家です。圧倒的な実績から神のように仰がれる一方、素顔は愛あふれるダンディな江戸っ子です。専門の環境経済や都市計画を軸に、学生へは惜しみいインプットを提供します。「新しい時代の地図を創造してほしい」と願い、鋭くも優しい視点で次世代を導く羅針盤のような存在です。