大学案内

学長・理事長メッセージ

学長のメッセージ

医療と福祉の架け橋となる人に

金城大学は「明日の福祉社会を先導する福祉のリーダー的存在の養成」を設立の理念としています。

我が国は世界で類を見ない少子高齢化社会を迎えています。このため、これからの日本を担う子供への養育の重要性はさらに高まります。一方で、持病を抱え地域でケアを受けている高齢者に対しては医療と福祉の連携が必須となっています。病院では、医師中心の医療から、医師・看護師・薬剤師・栄養士・理学療法士・作業療法士などの多職種が連携して治療を行う多職種連携が主体となっています。高齢者は短期間の入院治療で完治しない場合も多く、「病院完結型医療」から「地域完結型医療」への転換が進んでおり、病院と診療所との連携、医療と介護との連携、医療と福祉行政との連携が重要です。「重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される」地域包括ケアシステムの構築が求められています。そこには医療と福祉を繋ぐリーダー的存在となる人が必要であり、本学の設立理念と一致します。

ではリーダー的存在となるために重要な事とはなんでしょうか。色々な考え方があるとは思いますが、私は「承認と傾聴」が大切と考えています。自分と価値観の違う人も承認し、相手の意見を否定することなく最後まで傾聴する事だと思っています。コロナ禍で対面での会話の機会が減っていますが、同級生と、先輩と、他学部の学生と、大学教員と、実習先の職員とよくコミュニケーションを取り、人として成長して欲しいと願っています。

金城大学 学長
金城大学 学長 米島 學

理事長のメッセージ

金城大学へようこそ

金城学園は、1904(明治37)年に金沢市内に創設された金城遊学館を淵源とし、約120年の時を経た今日、金城大学、金城大学短期大学部、遊学館高等学校、及び金城大学附属西南幼稚園を設置する学園となっています。

その建学の精神は「遊学の精神の涵養」と「良妻賢母の育成」に表されており、また、「教育とは先生と学生の全人格のぶつかり合いの中から生まれてくる学生への影響、それも何らかのよい影響である。」という教育理念に基づき、日々の教育研究活動を行っています。

金城大学は、学園の最高学府であり、金沢市に隣接した白山市内の2つのキャンパスには3学部5学科・1研究科の学生が集っています。近年、地域の自治体や経済団体、病院や国内外の大学との連携協力を進めており、学生はキャンパス内外でそれぞれ意欲的に学生生活を送っています。加えて、多種多様なボランティア活動を含む地域の方々との連携活動に積極的に取り組んでいます。皆さんも、保健・医療・福祉の各分野の専門職を目指し、金城大学で人格を磨いてみませんか。

明るく活気あるキャンパスが皆さんを待っています。

金城学園 理事長
金城学園 理事長 加藤 真一